レーシック手術の後の禁止事項について
レーシック手術は確かな技術が立証されており、安心の手術ですが、角膜に傷を削ってフラップをつくり、レーザーで角膜を削った上でフラップを閉じるという繊細な手術です。
フラップはレーシック術後すぐに安定するものではありません。
そのため、レーシック術前に医師から激しい運動は術後しばらく、しないようにと指導を受けます。
激しい運動をしてしまうと、フラップがずれてしまったり、角膜を傷つけてしまう可能性があるためです。
目を全く使わない、ということはできませんから、なるべく酷使しないことが大切です。
その他、いくつか術後はしてはいけないことがあります。
まずは目に異物が入ることです。
メイクや水などが入ってしまうと、雑菌が入ってしまいます。
まだ角膜を削った後が傷のような状態ですから、雑菌は厳禁です。
また、まぶたなど目の付近を圧迫することも禁じられています。
眼球付近の皮膚は非常に薄く、目を傷つけやすい環境です。
術後はタオルで目をこすってしまうなども避けましょう。
不安な場合、術後しばらくは目の付近を保護する、アイガードを装着しておくと安心です。
このように、術後はアクティブに過ごすのではなく、しばらくの間穏やかに過ごす必要があります。
回復を早めるためにも英気を養っておきましょう。